ヴァンヘルシング /2004年米国

モンスターハンター・ヴァンヘルシングが、吸血鬼を退治に行く話。一言でいって「ザ・西洋」なお話なので様々な元ネタへのオマージュが散りばめられている・・・らしい。ヴァン・ヘルシングも、元々は吸血鬼退治として出てくる人物のようですが、この映画ではあらゆるモンスターをヴァチカンの命を受け退治するタフな男として描かれています。まあ、突込みどころ満載な映画ですが、ハムナプトラなんかを楽しく観られる方と、出演する俳優の誰かのファンであれば楽しめる映画。

冒頭からとにかく音楽が仰々しく、さすが「ハムナプトラ」撮った監督だなあとヘンなところで感心。冒頭いきなりヘルシングが戦っているのは、ジキル博士とハイド氏ですよ。物凄い怪物となってますから、観て驚きましょう。言われなきゃわかんないですから、絶対。

ヴァチカンで倒すモンスターについて説明を受けるので、ローマのサンピエトロ寺院が出てくるのですが、そのシーン、個人的にいい絵だなあと思いました。本物で撮影したのか、CGなのかわからなかったんですけど。そしてこちらの貧困なイメージをまんま絵にしたようなルーマニアの村。いかにも吸血鬼が出てきそう(笑)陰鬱でさむ~い感じ。

その吸血鬼を退治する役目を担う一族の末裔アナ。ヘルシングと同じでかなり頑丈で、落ちても、蹴飛ばされても、ガッツとファイトで起き上がり、また走り出すようなキャラクターなのですが、走る姿がなんとも運動神経がなさそうなのが気になる。綺麗だしカッコいいのだが、観ていると途中で死んじゃうのではとハラハラします。・・・これは監督の意図する範疇なのか?

ヒュージャックマン演じるヴァンヘルシングも過去の記憶がないという思わせぶりなキャラクターで、ガタイはいいし、強いわ、不死身だわで、ロン毛も似合うわ、帽子も素敵ってもう冷静に観ていない私にはなんでもかっこいいからいいのですが(笑)もうちょっと武器を抱えてから敵陣に乗り込んでくれ、とだけはいいたい(笑)

どう考えても続編を念頭において当初から作られたとしか思えないストーリー展開にしてしまったせいか、突込みどころが気になってしまうと、話に入り込めないので、もう馬鹿になって何も考えずに観るのがよろしいかとおもいます。

蛇足ながら、ヘルシングについてくるヴァチカンの従者カール役デヴィッド・ウェンハムは「ロード・オブ・ザ・リング」のファラミア役(人間界の王家の息子の一人)でした。気づかなかった。それとドラキュラの花嫁達。3人のうち2人はニコールキッドマンとアンジェリカヒューストンに見えて仕方がなかった。

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