69sixty nine  /2004年日本

村上龍小説の映画化。

1969年長崎・佐世保に暮らす高校生達の日常。目立つために学生運動をやって学校をバリケード封鎖、なんてまあ頭悪い(笑)

どこに向かっているのかようわからんエネルギーを放出して輝いている少年達。これくらいパワフルな高校生活を送れたら楽しいだろうねえ・・・と元モラトリアム高校生は思いました、ハイ。

安藤政信演じる通称アダマ。
さすがにもう外見的に高校生はキツクねえ?という思いがよぎったけど(痩せたせいか口元に若さがない)キャラクター設定と独特のノリのはまり具合は秀逸。
頭も顔もいいのにナマリが酷く、正直者すぎるその性格。
モロガリ勉風の女の子に向かって、驚いた顔そのままに
「きつかー、こりゃきつかー」
という非礼極まりない言葉を素直に連発するシーンに爆笑。地雷を踏みまくるその正直な言動の数々は、硬派といえば聴こえはいいが、これはもてないね(笑)でも、こういう人、個人的にはタイプ(笑)

なんでここまであだまのことしかいわないかというと、あとはバリケード封鎖決行の時の下ネタが笑えたくらいで、エピソード自体散り散り、あまりまとまった印象が残らない。楽しそうだね、っていう雰囲気はよく伝わってきたんだけど、結局何が言いたかったのだろう?って疑問に思っちゃったんですよね。かっこいい俳優が楽しそうにスクリーンに映っている。それ以上に何か主張がありそうだったんだけど、雰囲気に流され、まるで主人公の高校生活のように終わってしまった。時代の空気感を描くだけにしてはちょっと大層だったかな。

Share This: